43歳目前、悩んで悩みぬいた結果体外受精をキャンセルしました

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二人目不妊に悩んで3年

一人目は35歳を過ぎていたとは言え、トライして直ぐ妊娠しました。その頃は高齢出産のリスクや高齢で妊娠することの難しさをまるで知らず、いとも簡単に妊娠出来てしまったのもあり高を括っていました。また、同級生は35歳過ぎで一人目を産んだケースが比較的多く、そんな環境が故に感覚がずれていたのもあります。

一人目が赤ちゃんのうちは120%この子に注いであげようと思っていたので、少し手が離れてから二人目をと思っていたし、正直を言うと一人目が産まれて二年間は(このブログで話すのははじめてだけど)二人目はいらないとすら思っていたのです。子育て自体も大変でした。一人で手一杯なのに、二人目を妊娠、出産、その上新生児のお世話なんてとてもじゃないけど出来ないと思いました。

子供が3歳になった頃、夫婦揃って二人目が欲しいと思い始めました。その頃、私の年齢は39歳です。トライし始めて間もなく妊娠しました。排卵が遅れて着床したのと私の年齢を非常に気にしていて、受診の度に産婦人科の先生に「高齢だから」と幾度も言われました。8週目にやっと心拍の確認が出来漸く先生も安心しましたが、9週目の超音波で心拍がなくなっているのが分かりました。今考えても鮮明に蘇ってくる嫌な思い出ですが、日本では認められていないとても強い薬で流しました。

その後から一度も着床していません。ホルモンがガタガタになってPMSが酷くなり、生理痛は信じられない程の激痛になるわ、今まで感じたこともない排卵痛までおまけについてくる始末。流産後1年半はホルモンの調子を整えるのに大変でした。丁度40歳を境にして流産したし、妊娠率もぐっと下がってしまったのでしょう。

やってみた事

アメリカでは、不妊治療をカバーしてくれる保険もあるらしいのですが、稀だと思います。また、州によっては保険でカバーされなければいけないようですが、私の住む所は適応外です。保険によっては不妊検査はカバーしてくれます。日本のように補助金もなく、アメリカでの不妊治療は高額です。

人工授精
40歳の頃、二回程人工授精をしました。保険で不妊検査がカバーされたので、2000ドル程セーブ出来ました。人工授精は1周期で700ドルでした。
その頃からAMH(アンチミューラリアンホルモン)が実年齢よりも低く、少しでも早く体外受精を薦めると先生も仰っていました。二回目が失敗してから3回目に進むのに、金銭的にこのまま毎月700ドル+薬代に費やすのはどうかと疑問に思うのと、それ以上にそのクリニックと相性が合わないと思い、結局体外受精にも進みませんでした。今から考えたら、あの時に思い切って病院を変えて体外受精をしておくべきでした。

体外受精(に至らず)
2017年の夏、人生最後のたった一度だけ体外受精をしようと夫と決めました。残念ながら不妊検査が保険でカバーされず、そこからかなりの痛手を受けました。検査の結果たるや散々。夫は問題がありませんが、私のAMHは1を切っており、FSHなどすべてにおいて見た目がよくありません。絶望的の一歩手前位。希望はあるけど限りなくない状態です。生理二日目の超音波でも、その前にクロミッドを服用したのにも関わらず卵子が思うように増えておらず、実際に採取する時は数個あればラッキー、それらの質については何とも言えないと言う事。

ここで誤解がないようにしたいのですが、AMHの値が悪いから妊娠しないと言う訳ではありません。卵子は実年齢です。なので、例えば30代の方が40代後半のAMHだと言われたとしても、その方の卵子の質は30代なので、体外受精をすればそれだけ妊娠する確率が高いと言えます。どんなに低いAMHでも、年齢が若いうちになるべく早い段階で体外受精が良いのだと今になって思います。

体外受精の準備を整える段階で、妊娠する確率の壁にぶち当たってしまいました。私の妊娠する確率は、薬を最大に使っても5%。0%じゃないから妊娠はするかも知れないけど、それでも5%以上にはならないと先生が仰いました。同時に、ドナー卵子を使った体外受精を薦められました。それなら確率は一気に40%から50%に跳ね上がると。

ドナー卵子については、今回真剣に考えました。リサーチもしました。けど、やはり私はドナー卵子での妊娠は望んでいないと結論を出しました。

その後1週間位、沢山考えました。沢山泣いたし、悩んだし、ある時は「やっぱりやめよう」と決めたけど、その10分後には「やっぱりやろう」の繰り返しでした。

「今ここで体外受精しなかったら、死ぬ時に必ず後悔する。」

ずっとそう思っていました。なので、今回最初で最後の体外受精に挑もうと思ったのです。不妊検査の結果が悪くても、決して最後の最後まで諦めちゃダメ!と自分に言い聞かせていました。
でも、私の妊娠する確率は薬をマックスに使っても5%。数字を聞いて現実が見えてきました。先生とお話して何となく雰囲気読めたし、ドナー卵子での体外受精を薦められて、そこまでして体外受精したい?と自分に問いました。

治療全て混みで10,000ドルは軽く超えます。それでも安い方のクリニックです。けれども、私の薬代を加算すると、今度は軽く20,000ドルを超えてしまいます。たった5%の確立の為に、本当に20,000ドル以上かける程意義があるのだろうか?それだったら、今いる子供の為に、それだけのお金を費やしてあげればよいんじゃないかな。

お金の事を書いていてえげつないけれども、こんな風に考えている時に、こうしてお金を気にしていると言う事は、体外受精はしない方が良いサインじゃないかなと思いました。もし本当に一生に一回の神頼み!と本当に思っていたら、お金の事なんて気にしなかったのでは?ましては、可愛い子供の為です。私は、5%以上に期待してしまっていたのかも知れません。だから、これだけ出すんだから絶対と心のどこかに確信を持っていたのかも知れません。

また、現実問題、もしも妊娠したとしても、私達が60代でやっと20代の子供です。私達に何かあった時に、若い二人の子供に負担をかける事になるのではないかなと、そんな事も思いました。ここでお金をかけて妊娠しても、本当に子供二人を60代で大学へ行かせてあげられるかなとか・・・

以下、私が書くことは、あくまで私個人の感覚だと言う事をはじめにお断りしておきます。

私は命の選択をするのに悩んでいました。とても苦しみました。不妊検査の結果を目の当たりにして、女性としてまるで機能していないのかと自分を責めました。決してそんな事はないけれども、まるで価値のない人間に思えました。そんな中、何人かの友人たちに二人目が出来たことを知りました。友人に妬みの感情が沸々と湧いてくるのですが、一生懸命その感情を仕舞い込んで、そんな自分が嫌いでした。毎月落ち込んで、変な希望を持つこともあれば絶望的にもなって、私の人生が完全に生理の周期に支配されていたし、自分らしさを失いそうで常に怖かった。それに、毎月フライングするのが、早く当たりが出ないかな?のように、次第にギャンブルしている気分になって来るのです。

命の選択と言ったけれど、命が終わるのではなくて、命を宿す選択です。この世界中に、自分の命の時間を知って一生懸命生きている人たちがいます。その頃、丁度ニュースかブログかはたまた読んでいた掲示板のスレッドかで、そんな女性の話を読みました。とても勇気を貰ったと同時に、自分は一体何を嘆いているのだと思いました。私は幸運にも今健康で、元気に育ってくれている子供が一人います。こんなに頑張ったけど授からなかったのは、何か理由があるんだ。今目の前に確実に存在する子供に、愛情もお金もかけてあげようと思いました。

そうしたら、ふっと心が軽くなって、私の選択を100%支持すると言ってくれた夫に伝えた後、夫はちょっと泣いてたけど、二人で体外受精をキャンセルする事を決定しました。これで、心の荷が下りました。

二人目はトライし続けます

私はずっと官足法を続けているけれども、不妊だ何だと騒いでいる割には生殖器の反射区をあまり真剣に揉んでいませんでした。バカだなあ。実は、結構大丈夫って思ってたんです。

病院の検査でも、実際に足を揉んでもらっても、毎回「子宮はとってもきれい」と言われてきました。子宮が綺麗だったらいつか赤ちゃんが宿るんじゃないかなって思っていました。けど、問題は卵巣ですよね。ホルモンの分泌とか。

この前ウォークマットIIに乗って、お恥ずかしながら初めて踵を本気でグリグリしてみたのです。すげーーーー痛かった爆。今までウォークマットを踏んで痛かった経験あります。けど、そんなのとは比べものにならない。痛さの不快感が半端ないんです。文字通り吐き気がする痛さ。本当に吐くかと思いました。

それからと言うものは、超絶我慢しながらだけどウォークマットで踵をきちんと踏むようにしたし、その後は棒を使って親指と踵をきっちり揉んでいます。

親指は秋に入ってから真剣に揉むようになったので、かなり柔らかくはなったと思います。まあ、頭がすっきりしたとかあんまり分からないけど、寝つきが非常によくなりました。

踵は今周期の排卵より2週間位前から揉んでいるのですが、いつも酷い排卵痛がほぼなかったので何かしらに効いたのでしょうか。基礎体温を見ると高温期に入っているので排卵はあったと思うのですが、何だか変な感じです。今周期の高温期はとても寒気がします。それほど体温が上がっています。

体外受精はもう考えません。お金が有り余るほどあっても、もう選択としてないでしょう。不妊治療に関しては、もう振り返る事もなければ後悔することもまるでありません。むしろ、5%と知っていたのに体外受精に失敗した時に心がぼっきりと折れてしまう事を考えると、自分の心と体に良い選択だったと思います。私、潰れてしまいますから。

でも、まだまだ二人目は諦めたわけではありません。自然妊娠で授かれたら、それは本当に神様が授けて下さったのだと思い、その時は心から感謝します。
私達家族は、不妊治療で授かる事をただ諦めただけの話です。なので、これからも頑張ります。

いつか良いご報告がこのブログで出来ますように。

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コメント

  1. ちづこ より:

    日本でも体外は高いと思っていましたが、アメリカは日本の比ではないんですね!それを受ける決断、辞める決断、どちらも本当に重い。
    心も疲れてしまいますよね…

    私は病院では体内の人工受精より体外のほうが受精の確率は高いと言われ、5回の人工受精のあと体外を勧められましたが受けませんでした。主人と人工受精5回までの約束だったし、私ももし体外までやってダメだったときにショックから立ち直れる自信が無かったです。

    今私が勝手に師匠と思っている官足法の先生は不妊治療がダメなわけじゃないけどやっぱり妊娠しないってことは身体の準備が出来てないのだからまずそこを変えないと、とよく言われてます。(因みにその先生、43歳の方を一人目自然妊娠させてます、一回だけ受けたのですが施術は泣き叫ぶレベルで痛かったです!ホントは通いたいですが栃木で遠いし予約も取りにくくてその後行けてません)

    私も親指と生殖器もっとやろうって思いました。

  2. Sakura より:

    ちづこさん、確かに、体外をしてダメだったらのショックについては、私も同じように感じました。今は、あのまま無理をしなくて良かったと思っています。心穏やかになりました。

    官足法の先生の仰っている事、とても励みになると同時に説得力がありますね!しかも、43歳の方を自然妊娠に導いた実績があるなんて!官足法の良い所は、自分の手で、自分の家で気軽に出来るところですが、そんな先生がいらっしゃるのだったら通いたいですよね・・・一緒にモミモミ頑張りましょう!!