アメリカで耳鼻科に行ってみた

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20年住んではじめての耳鼻科

人生の半分アメリカで生活していますが、耳鼻科ははじめてです。

去年体調がめっちゃくちゃ悪かった頃こそ行きたかったのに、まわされるの流石に遅すぎる。
引っ越しで主治医を変えたら速攻で紹介してくれたから、先生にもよりますね。同じ系列の病院なのに、こうも違うとは。

日本では、ちょっと不調が続けば、耳鼻科や内科自分で選んで必要な処置を受けに先生に会いに行けます。まずクリニックに言って主治医と会って、必要ならば紹介状を書いて耳鼻科にまわされるなんて話、ないですよね?

耳鼻科に送られるきっかけは、1月に3,4週間声が全く出なくなったからですが、その他にも後鼻漏、アレルギー、またそこから来るGERD(逆流性食道炎)の症状があるため、待って待って待ち続けてようやくその日を迎えました。

はじめての耳鼻科訪問は凄い人との遭遇からはじまった

病院は都市部にあるのですが、その日は珍しく運転はせずタクシーで。
あからさまに危険な地区がある都市ではないのですが、病院の周りは何故かちょっと雰囲気が異なって、怪しいハウジングエリアに面した所にありました。大病院で同じ都市でも違う場所に点々とあるのですが、ここははじめて。

大きかったので迷いそうになったけど、やっと耳鼻科のカウンターに着いたら、泣き叫んでる大人がいるwwwしかも、椅子から半分落ちて床に半寝状態。

受付のお姉さん達は完全スルー。凄い技だな。
もしかして、常連かな。

最初に受診した日に渡される薬や症状、病歴のリストなど書き込んでいる時、「病院、助けて、病院」みたいな感じで言いだしたから、どうも患者さんでもないみたい。一体何があったのか・・・ちょっと気の毒です。

予約があるわけでもないけど、勝手に入ってきて何か訴えてるんだなと察しました。特に暴力的な人ではないので放っているのかも知れません。

でも、一緒に待合室にいるのちょっと不安爆。

そのうち、受付のお姉さんが「Ma’am? Ma’am?(女性に対して呼び掛ける言葉)」と呼び掛けてくるんだけど、自分かと思って振り返ったら、「あ、違うの、あなたじゃないの。あの彼女。」と泣き叫ぶ人に漸く一声掛けた。でも、泣いてるだけで反応なし。ここで警備の人でも呼ぶのかなと思ったけど、特に呼ばずに放置してた。

一体なんなんだw

運良く直ぐに看護師さんに呼ばれて中に入りましたが、その泣き叫ぶ女性は終わった時にはいなかったので、何処かへ連れていかれたのと思います。ちょっと気の毒だったけど、はじめての耳鼻科でまさかこういう所で衝撃受けるとかw

鼻カメラ

専門医に会いに行くと、先生のアシスタントと7割から8割話すのが常です。それを後で先生に伝えて、先生が入ってきて検査がなければ数分話して終わりってパターン。

診察がはじまり、今までの症状や気になるところなど説明すると、今日は鼻カメラをすると言われました。確かに、診察室には大きなスクリーンと、その脇にぶら下がる細めのチューブが。

スプレイ式の麻酔をされて、鼻の感覚がまるでなくなるのを少しずつ感じはじめました。

麻酔が効くまで一人で部屋に放置されるのですが、これをしたらカメラを入れても痛くないからねとしか言われなかったため、それから10分位の出来事はまるで予想をしておらず焦りました。

鼻の中が腫れてきた!・・・気がする
大変だ、アレルギー反応かも知れない!
あ!つばが飲み込めない!!!!
い・・・息が出来ない・・・気がする・・・
3か月待った耳鼻科のこの椅子で麻酔スプレーのせいで意識を失うとか死ぬのは絶対に嫌だ。

正直ちょっと怖かった笑。

そんな葛藤が10分ほど続いた後、さっきのアシスタントが先生を連れて部屋に入ってきました。
鼻だけでなく喉の感覚までおかしくなってきて、涎が垂れそうなのを必死に堪え、平常を装い先生にご挨拶。

先生が優しそうで安心、とホッとしていたら、実は話すとサバサバ超えてバサバサ切られそうで怖い...と言ったら失礼だが、出来るならばもっとやさしく話してくれw 

カメラを入れるのは先生のお仕事。

アシスタントのお兄さんが超絶イケメンじゃなくて良かった。
安心して鼻の中にカメラを突っ込んだ姿をさらけ出せる。

カメラを入れている最中に、大きな画面で自分の鼻の穴の中の様子を見る余裕はない。
ただひたすら、鼻から喉に何かを通すと言うはじめての経験に怯えながら、次の動作が痛くありませんようにと願うのみ。

確かに、麻酔のお陰で痛くはなかった。
ただ、左の鼻の中が慢性的に腫れているようで、そこにチューブがくねっと入る時、狭い空洞のためにプレッシャー以上に何か鈍痛を感じた。

喉は何も感じないし、一つの穴から通してみているので、両穴からしないで良い。

鼻の中から喉も見た

全て終わって録画を見る事に。

大きな画面に自分の鼻の中が映し出される。
鼻毛がもさもさしてる!なんかこう言うの、頭皮の状態見てみますね~みたいので見たことある。鼻毛も髪の毛も大して変わんないのね。

奥の方に少し進むとピンクの凸凹に変わった。鼻毛って、本当に外からの異物を防ぐだけに存在している事を実感。あ、鼻毛の話じゃないよね。
喉に通じるまではちょっと狭いんだけど、喉にすっと入るとそのうちエイリアンみたいのがいる。声帯だ。はじめて生で見た。ほんとに、声を出すと(途中でいーとかあーとか言った)動くんだ。喉ってピンクで綺麗だし、声帯なんて絵で見る通りの形をしてた。しかし、周りが綺麗なピンクなのに、声帯だけいきなり別物みたいな白い色とテクスチャーで、人間の体って本当によく出来ていると感心してしまう。自分の体は本当に労わらなければね。

胃酸が逆流しているのが原因で、声帯の横がちょっと腫れていた。
左の鼻の中も少し腫れていて、過剰に鼻水を生産してた。腫れている所が透明の膜で覆われていて、それが鼻水なんだって。こやつが私の喉を伝わって、いつも不快な思いをしてたんだわ。後鼻漏と胃酸は関係してるんだろうと思う。

こうして画面を見て現状が分かったので、お薬と鼻スプレーを続ける事にし、また3か月後にカメラ入れてきます。

そういえば、鼻や喉にあまりよくないものは控えてと言われたんだけど、そういうのは皆さんにお馴染みの刺激物全般。その中に、お口がさっぱりするミントも含まれているの。ビックリしました。私、仕事中に近くで人と話すことが多いので、ミントは常備しています。これをきっかけにして食べるのをやめました。

お酒も本当は良くないんだけどね・・・晩酌しちゃうのよ。ダメねえ。
コーヒーもね、朝のお供だからやめたくないんだけどね・・・

日本の耳鼻科のように、鼻の穴を広げてシュッシュとスプレーして終わりではなく、カメラで見てくれたり、また違うアプローチでした。原因を突き詰める努力をして、それに見合った処方をしてくれているなと言う印象。3か月待つ価値があるかどうかは別として、診てもらって良かったとは思います。

3か月後はどうなっているのか乞うご期待。



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