ついに・・・人間ドック当日

朝から緊張の連続

帰国前にオンラインで人間ドックの予約を終えて、やる気満々で実家に帰る。

相変わらず調子は悪い。これでいいじゃない、調子が悪いまま検査した方が、「今の私」が分かって良いはず。何故調子が優れなかったのか何か原因が分かるかも知れないし。

当日、なんとなく朝早くから目が覚める。ついにこの日が来てしまった・・・

人間ドックの日!

今となっては不慣れな通勤ラッシュの電車に乗り込むこと数十分、早速クリニックのある駅で降りた後、そこから歩いて直ぐ。
朝の電車はそれだけでも疲れるし、下手に遠くに出向かなくて良かったと思う。

クリニックに着いた後、受付を終えて上に行くと、平日の朝一番だと言うのに既に大勢の方が順番待ちしていたのには驚いた。

検便検査を看護婦さんに手渡してから着替えに行く。

ガリガリ君な私が来る検査着は何だかヘンテコで、子供用があったら良いのに・・・と無理な事を考えた。

気分は落ちまくり。今日検査を終えたからと言って、2,3週間の間結果は分からない。その間私は、せっかく日本にいるというのに不安と隣り合わせで生きて行かなきゃいけないのだよ。

ベルトコンベアー式検査

最初は身長と体重をチェック。

その後血液検査。

私、今年に入って幾度血液検査を受けただろう。人生ではじめてこんなに血液を採られた!
注射針が怖くて目をそむける私に、看護婦さんが「緊張しちゃうよね。大丈夫よ。こんなの好きなの100人中1人位だから。」と言いながら針を刺してきた。その1人に是非会ってみたいじゃないかっ!どんな好きもんじゃ!!と妄想しているうちに、終わってしまった。

目の前の待合室では、大勢の人が順番を待ちながらテレビを見ていたり週刊誌を読んでいた。

幾ら焦っても仕方がない。私も座ってのんびり待つ事に。雑誌でも取りに行くかな・・・と雑誌が置いてある斜め前に目を向けると、午前9時だってのに関わらず、斜め前のソファーに座るおっちゃんはほぼすっぽんぽんのお姉さんの写真を鑑賞しているではないか。そのおっちゃんは、雑誌置き場の目の前のソファーに私に、と言うより待合室にいる全ての人達に一人背を向ける形で座っていたので、読んでいるページが見たくなくても目に入ってきてしまう。

おっちゃん、朝から勘弁してよ・・・!!!!

めくってもめくっても出てくるグラビアは終わる事はなく、名前が呼ばれるとコソコソとその雑誌を戻して消えてしまった。コソコソするとこ完全に間違ってるw後ろから皆に見えてたからwww

私が学生だった頃は、朝の通勤ラッシュ中に目の前でスポーツ新聞のキワドイページを恥ずかしげもなく広げて読んでいるおっちゃんが多数いたものだ・・・。そんな光景も見なくなったな、日本も変わったな、なんて思っていた矢先の出来事であった。

視力、聴力と心電図を取るまではトントン拍子で事が進んだ。まるでベルトコンベアー式で、なんだ、こんな簡単な事だったのかと拍子抜けした。

そのうち胸部レントゲンへ。こちらも数か月前に撮った時にはクリアだったのであまり心配していなかったのですが、簡易人間ドックの一部だったのでもう一度。

ついに来た・・・腹部エコーとレントゲン

私が恐れていたのは、腹部エコーとレントゲンです!

今までの調子から胃腸が悪いのではないかと疑っていたので。

最初呼ばれたのは腹部エコー。

遂に来た。

怖い。

ジェルを塗った後にお腹を滑るようにしてプローブを当てる。

ここで何か分かったら、絶対教えてくれるよね?
いや・・・今日はあくまで人間ドックの検査の一環であって、きちんと先生に確認しないと直接私に伝えてはいけないのかも知れない。
ちょっとまって、何でそこずっと見てるの?そこ膵臓?胃?つか、そこ何となく違和感あるとこなんだけど、やっぱなんか変?

と脳内でグルグル・・・

ここで「あの、どうですか?見た感じ?」

なんて聞いてしまったらきっとうざがられる・・・けど聞いてみたいし・・・ああ、どうしよう・・・と小心者の私はドキドキしながら次のアクションを考える。

結局、何も聞けないまま終わってしまった。

エコーが終わった余韻に浸る余裕もなく、今度はバリウムの検査に回された。

胃カメラも出来ればしたかったのですが、今回はそのオプションがなく、バリウムオンリー。

バリウムが不味いのは当たり前って情報があったんだけど、発泡剤の後飲むとシュワシュワして何だかソーダみたい!結構いけるじゃん、美味しいよこれっ!と思ってがぶがぶ飲んでいると、一度置いて下さいーと声が掛かる。

「はい、その場で回転してくださいー」と真顔で言われて、真顔で「えっと、いっ・・・今回転しろと仰いました?」とガラス窓の向こうにいるお兄さんに聞き返してしまった。

私の勉強不足で、この部分知らなかった。後から調べると、皆この回転の事を書いているではないか。

一度回転し始めるとコツが分かって来て、そのままゴロゴロしてみる。たまにバリウムを足し、出るかなと思ったゲップも出ず、何回もゴロゴロしてやっと終わった。ミルクを飲み終わった子供のような口になっていたけど、それはご愛敬。

前日の午後10時以降何も食べずにいた甲斐があった。これでお腹いっぱいになった!!

検査終了後、言われた通りにブクブクぺッをして、お水を飲んだ後受付に寄る。

バリウムには一回分の下剤が入っていたけれども、とりあえず下剤を処方しておきますから飲んで下さい。と言われて受け取った。

以上で私の簡易人間ドックは終わった。

あっけない・・・2時間程で終わってしまった・・・こんなもんか・・・

でも、これからが長いのです。2週間後に検査結果を聞く予約を取り、その日は家に帰りました。



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